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ノートとメガネ

まずは保育士の資格取得方法を知りましょう

保育士資格を取得する

保育士は近年どんどんとニースが高まっている仕事です。
女性が社会参加をしたことで結婚後も家事や育児をしながら仕事を続けたいと考える人が増えています。

一昔前までは女性が働くというのは家計のためでした。
家計が苦しいために夫婦共働きやひとり親家庭なので女性が働くという選択肢を選んでいたのです。
しかし、最近ではそうではなく女性が仕事を続けたいという意思で仕事を続けている人も増えています。

保育士は資格を持っていると一生続けられる仕事です。
女性が社会に出て働くにあたり、結婚や子育てをしても社会復帰がしやすいということで保育士は女性が働きやすい、続けやすい仕事でもあります。

保育士の資格取得の方法

保育士の資格は正式名称が「保育士(資格)」というものです。
これは厚生労働大臣が指定する大学や短期大学、専門学校など保育士の養成施設で所定の単位を取得すると資格の取得ができます。

ただ、これでは保育士資格の取得のできる学校に通うことが必要であり費用もかなり掛かります。
そこで最近注目されているのが保育士試験を受験する方法です。

保育士試験は毎年2回実施されています。
この試験に合格をすれば学校に通わなくても保育士資格が取得できます。

ただ、資格試験は科目数も多く勉強することも多岐にわたりかなり難しいです。
1年ですべての試験に合格しなくても一度合格した科目については3年間合格した状態を維持できます。
そのため3年かけて保育士試験に挑戦するという人も多いです。

資格の受験資格はいろいろとあります。
保育士関連の勉強をしてきた経験がなくてももちろん受験可能です。
ただ、一定の学歴が必要なので自分が受験資格があるのか確認しておく必要があります。

保育士試験に合格するには

保育士試験は筆記試験と実技試験があります。
筆記試験は保育原理や教育原理、社会的用語や児童家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保険、子どもの職と栄養、保育実習理論という9つの科目があり、さらに実技試験として音楽・絵画・言語という3つの科目から2科目の選択が必要です。

これらの試験をすべて合格しないと保育士資格は取得できません。
分野も幅広く試験勉強をきちんとしておかないと合格することは難しいです。
毎日コツコツ勉強をしておくことが必要になります。

試験はマークシート方式です。
しかし知識がないと解けない問題も多いですから勘で合格するのは無理があります。

試験勉強としては過去問をしっかりと解いておくことが大切です。
例年は過去問に似た傾向のものが出題されるので過去問に出ていることを中心に学んでいくと効率よく勉強ができます。

過去問と合わせて参考書を1冊購入しておくと効率よく勉強ができて身につきやすいです。
過去問で出てきたことを参考書で確認するようにして進めていきます。
完全に独学で勉強するのが難しい場合には通信教育を利用したり、保育士試験対策の予備校で勉強したりするのも一つの方法です。