連絡帳は保護者との大切なコミュニケーションツール
保育園では延長保育もありますし、保育士はシフト制の勤務をしています。
そのため毎日きちんと担任と保護者が顔を合わせることが難しいケースも多いです。
そういったとき、連絡帳は保護者とのコミュニケーションをつなぐ大切なツールとなってくれます。
保護者にとっても連絡帳は子供たちの健康状態や保育園の様子を確認するための大切なものです。
毎日やり取りをすることで不安を解消したり悩みを相談できたりもします。
保護者と保育士の信頼関係を結ぶためにも連絡帳は必要です。
連絡帳の書き方
連絡帳を書くのは大変な業務です。
毎日の保育の中で時間を見つけて記入をしなければなりません。
限られたスペースに子供の様子をしっかりと伝えるためには語彙力も必要です。
そのため中には連絡帳をかくことが苦手と感じている保育士もいます。
連絡帳を書くにあたってはまずは体調面をきちんと記録することが大切です。
子供の体調で気になることとして咳や鼻水が出たこと、食欲がなく給食を残したこと、お昼寝が短かったことなどはきちんと残していきましょう。
次に保育中の出来事です。
これも何をどのように書けばいいか悩みますが、保護者に様子が伝わるように具体的に書く必要があります。
できるようになったこと、その日の印象的だったことを具体的に書くと伝わりやすいだけでなく保護者にとっては安心感にもつながります。
丁寧さが大切
連絡帳は書いていくうちにどのようなことを伝えればいいのか、相手気持ちが伝わるかということがだんだんと分かってきます。
最初のうちから完璧なものを目指す必要はありません。
ただ、相手にとって不安になるような連絡帳を書くのは避けましょう。
例えば、書く内容がうまくまとめられていなかったとしても、丁寧な文字で書かれていればそれだけでも印象は違います。
連絡帳を書く際には丁寧な文字で書くこと、誤字脱字をしないことは必ず徹底しましょう。
次に、保護者からの質問には必ず答えるようにします。
保護者は連絡帳に質問を書いている時には何か不安があるということです。
そこでその質問に返答がないと不安になりますし保育士への不信感を募らせる原因となります。
誠意ある連絡帳をかくようにすることが連絡帳を書くのが上達するコツです。
保護者のコメントをしっかりと読み伝えたいことを感じ取り、それにこたえていくことを目指しましょう。