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子供たちも少し緊張?保護者参観は無事に成功!

保育園のイベントは保育士にとって緊張するもの

保育園での仕事は園児への保育だけではありません。
保護者とのかかわりも大切な仕事の一つです。
子供たちとのかかわりとは違い、保護者とのかかわりは緊張するという人も多数存在します。
そういった人たちにとって緊張するのが保育園でのイベントです。

保育園では定期的に保護者に保育園の様子を知ってもらうために保育参観があったり、運動会やお遊戯会があったりします。
これらのイベントでは普段の保育士と園児のかかわりを見てもらうことになりますし、いつもと違う雰囲気の中で子供がきちんと過ごせるかということも不安です。

保育士として働いている中で保護者の参加する行事は避けられません。
苦手に感じている人もいますが、保護者の多くはこういったイベントを楽しみにしています。
普段見られない子供たちの様子が見られること、保育士の様子が見られることで安心して保育園に任せることができるものでもあります。

保護者にとって大切なイベントだからこそ緊張する部分もありますが、成功させることで得らえることは大きいです。
成功させるためにはコツがありますから事前に学んでおきましょう。

保護者行事を成功させるためのコツ

保育園での保護者行事を成功させるためには最初に保育園でどのような行事があるのかを確認することが大切です。
一年のうちにどの時期に何があるかを理解することで準備がどのくらいの時期から必要なのかという年間スケジュールが立てられます。

保育参観が6月にある場合、6月になってから準備をするのでは遅いです。
6月の参観でどういったことをするのか、保護者にどのようなところを見てもらいたいのかを考え、それに合わせて4月や5月から準備をしておく必要があります。
子供たちも急に言われたことをすることは難しいですから毎日の保育の中で少しずつ日常的に当たり前の動作として行えるような状態を目指しておくのです。

これは運動会やお遊戯会といったものでも同じことが言えます。
運動会やお遊戯会ではダンスや演技を披露するため練習が必要です。
難しいものを行いたいと思う保育士が多いですが、子供たちにも特異なものと苦手なものがありますし、覚えるためには時間も必要です。

そこで、子供たちの得意なことや苦手なことを日常的に観察し、子供たちに合ったものとして何ができるかを考えて行うようにするとうまくできるようになります。
練習の方法や始める時期についても子供たちの様子によっては半年以上前から毎日の日常的な運動として取り入れているダンスを少しずつブラッシュアップして行うということも一つの方法です。

保育参観を成功させる

保育園行事の中でも保育参観は普段の様子を知ることのできる機会として多くの保護者が楽しみにしています。
そのような行事であるため保育士としてはかなりのプレッシャーを感じる行事です。
保護者も様々なタイプがあるまるのでトラブルなく過ごすこと、皆に納得してもらえる保育をすることには緊張があります。

保育参観の際、大切なのが身だしなみです。
第一印象はとても大切なものであり多くの保護者にとって保育士の印象が決まるものでもあります。
保育士らしい身だしなみができているとそれだけで好印象ですし、逆に爪が長かったりメイクが濃かったりすると印象は大幅に悪くなってしまうものです。

普段の仕事の中で気付かないうちに基準がわからなくなっている場合もあります。
今一度保育参観の機会に清潔感がある身だしなみを再確認しておきましょう。

次に主役は子供たちであることを忘れないようにすることが大切です。
保育士がどのように保育をしているかも保護者は興味がありますが、それ以上に我が子がどのように過ごしているかも気になるものです。

そこで、保護者と子供たちが楽しい時間が過ごせるようにすること、子供たちが楽しそうに過ごせているところを見せることを大切にすると保護者にとって満足できる保育傘下になります。
今日はこういったことをしました、ここに力を入れました、といった保育士の頑張ったことをアピールすることは避けましょう。
あくまでも普段通り自然に保育を行うことで子供たちもリラックスして過ごせ保護者も満足できる保育参観が行えます。

【参照記事】1年目の保育士、はじめての行事進行時の心構え