世間ではバイアグラ-=精力剤というイメージがありますよね。そのイメージのせいか、浮気の道具のような扱いを受けています。そこで、バイアグラに対する負のイメージを払拭するため、ここでは、どのような薬なのかバイアグラを服用する際の正しい使い方と、注意事項に関して紹介しています。
禁忌
次に該当する人はバイアグラ錠の服用はできません。
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある人
- 硝酸剤または一酸化窒素供与剤を投与中の人
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる人
- 重度の肝臓機能障害のある人
- 低血圧の人または治療による管理がなされていない高血圧の人
- 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6か月以内にある人
- 網膜色素変性患者
- 塩酸アミオダロンを投与中の人肺
- 高血圧治療薬を投薬中の人。
以上に該当する場合絶対にバイアグラは服用しないでください。
バイアグラ服用のコツ
バイアグラは性行為の1時間前に服用するのが一般的です。効果発現時間は個人差がありますが、服用後30~40分程度で効果が発現し、5時間程度持続します。この効果発現時間内に性的な刺激を受けた回数に応じて勃起作用が出現します。
バイアグラ服用のタイミング
バイアグラの血中濃度のピークは、服用後1時間前後です。つまり、服用後1時間が最も効果が期待できます。効果持続時間は約4~5時間ですが、性行為の1時間前に服用しましょう。
服用は空腹時に
食事により体内への吸収が阻害されるバイアグラ。特に油分の多い食事を取った後は、非常に吸収が悪くなり、効果が減衰してしまいます。また、食後に服用する場合は軽食程度にして、食後2時間程度空けてから服用します。食事の中に油分の多いものが入っていたら、可能な限り時間を空けてからの服用を心がけましょう。また、バイアグラは空腹時が一番吸収されますが、食前に服用する場合、30分前~1時間前までに服用することをおすすめします。バイアグラは服用後30分程度で大部分は体内へ吸収されます。
お酒と併用するときはほどほどに
過度な飲酒はEDを悪化させます。よって、過度の飲酒後に薬を服用した場合、効果が期待通り現れません。適度な飲酒は、リラックス効果をもたらし、性欲が増加します。飲酒量は個人により違いがあるので、バイアグラを使うときは、できるだけお酒を使用しない方がいいでしょう。
バイアグラ服用上のその他の注意点
その他の注意点と特に大事なポイントは
- 日本国内では現在バイアグラ25㎎錠、50㎎錠で認可されている
- バイアグラの服用は1日1錠に限る
- 一度バイアグラを服用した場合は、24時間以上間隔を空けてから再度服用する(腎機能が低下している人はさらに間隔を空けなければなりません)
バイアグラは単純に増量しても副作用が増えるだけで勃起改善作用を期待できない場合があります。そのため、医師に指示された服用量は必ず守ってください。